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うつ病になったことを、恥ずかしく思う必要はないんです

うつ病になったことを、恥ずかしく思う必要はないんです

うつ病などの心の病は、まだまだ偏見が多いせいか、自分や家族がかかってしまったことを恥ずかしく思い、隠してしまう傾向にあるように感じます。
うつ病になる=弱い人間という図式が成り立ってしまっているからかもしれません。

でも、そうじゃないと私は思うんです。うつ病は、決して弱い人間がなる病気じゃない。何も恥じる必要はない、と。

 

うつ病になったのは今まで頑張ったから

うつ病になってしまう過程というものは、人によって異なります。
ですが、典型的なうつ病の場合、真面目だったり、がんばり過ぎてしまったがために心への負担が増大し、発症することが多いと言われています。

私の場合は、学生時代に優等生であろうと「しっかりした自分」を演じていたことが原因のひとつでした。
頼られる存在でありたかったし、そうすることで自分が認められていると感じていたので、弱みを見せることが出来なかったんです。

また、私の夫の場合は、うつ病だった私を1人で支えようとしたことが大きな原因になっていました。
自分が見放したら、私のことを誰も助けてくれないだろう、そんなふうに思っていたらしいです。結果、誰にも相談できなくて、疲れ切ってしまいました。

ちゃんと誰かに頼ればよかったんじゃないか、そう言われてしまえばそれだけの話。でも、まわりに迷惑をかけたくないって思って1人で頑張っていたりするんですよね。
もうちょっとやれば、どうにかなるかも…そう思いながら前に進み続けようとするうちに、いつしか心が疲れてしまった。そういう側面は多くあるんじゃないかな、と思います。

 

休む時間は自分を見直す時間

うつで休むことになると、これで休めるって安心する半面、職場の人や家族に対して申し訳なく思ってしまう人も多いでしょう。
世の中の人たちは働いているのに、なんで自分は長々と休んで家に引きこもっているのか…って自己嫌悪に陥ったりもするかもしれません。

でも、そこまで休むことで自分を責める必要はないと思うんです。
休まなければならないほど追い込まれてしまったということは、今までの生き方を少し見直さなければいけないということ。
それにはゆっくり休んで、じっくり考えなきゃいけないから、それは必要な休みなんです。

休んでいる時間は、決して無駄なんかじゃありません。恥ずかしいと思う時間でもありません。
これからの人生をより良く生きるために、元気な自分を取り戻すために、とても大事な時間なのです。

 

意外と多い心の病

みんな頑張ってるのに、自分だけ病気になんかなって恥ずかしい…そう思ってまわりに話さない人は結構います。

私はうつ病であったことを割とオープンにしているせいか、ときどき何かの集まりに出かけると、「実は私も…」なんて方にお会いします。
言わないだけで、うつ病で悩んでいたりする人は多いんですよね。

無理してまわりに話す必要はないと思うのですが、打ち明けてみると意外と似たような経験をした人がいたり、分かってくれる人はいたりします。だから、「自分だけがダメなんだ」とは思わないでほしいんです。
誰だって、病気になる可能性はあります。たまたま、心が病んでしまったというだけ。
時間はかかるかもしれないけど、回復することは十分に可能なのですから。

 

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社会問題として、メジャーになったうつ病の存在。この病気のために悩んでいる人は、あなただけではありません。
恥ずかしいなんて思わずに、それまで頑張ってきた自分を休ませてあげましょう。
そして、頑張った自分を、休むことを選択できた自分を、褒めてあげてほしいな、と思います。

 

 

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