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【心の本】不安をなくす技術/嶋津良智ーその不安をなくして、心を軽くしてみよう

【心の本】不安をなくす技術/嶋津良智ーその不安をなくして、心を軽くしてみよう

生きていれば、多かれ少なかれ不安はつきもの。
大きな不安のせいで気持ちが落ち込んでしまったり、不安が強すぎて心の病気になってしまうことも、少なくありません。

そんな、生きづらさの原因とも言える不安をなくすためのポイントが書かれているのが、
嶋津良智さんが書かれた「不安をなくす技術」です。

あなたの抱える不安を軽くするためのヒントが、見つかるかもしれませんよ。

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不安ってなんだろう

あなたは、「不安」というものをどのような時に感じますか?本書に書かれているとある調査によると、日本人の不安ベスト3は

  1. 老後の生活や年金
  2. 健康
  3. 高齢

だそうです。たしかに、誰もが不安を感じていそうな項目ですよね。

これら3つの項目というのは、近い将来必ず直面するものであり、けれども明確にどのようになるかはわからないもの。
「将来必ずこうなるよ」と誰かに言われれば、誰も将来訪れることに対して不安は感じないでしょう。
けれども、ぼんやりと「こうなるかもしれない」というものが見えてしまうから、不安になるのです。

このように、人は「ぼんやりと見えるもの」に対して不安を抱いてしまうのです。

 

また、「自分への期待」が「不安」に変化していることもあります。例えば、小・中学生の頃に、このような不安を感じたことはないでしょうか。

「学級委員に選ばれたらどうしよう……」
「リレーの選手になったらどうしよう……」
「学芸会の主役になったらどうしよう……」

 

これらの不安は、「選ばれる可能性」を感じて「良い結果を残さなくては」と思うため起こるもの。実はそこに、「できるかもしれない」という自分自身への期待・可能性が含まれているのです。

このように、ぼんやりとしたものが見えたときや、自分自身への期待があるときに、不安は生じるのです。

 

不安をなくす技術

さて、不安の正体が分かったところで、どうしたら不安をなくすことができるのでしょうか。

本書では、不安をなくすためのテクニックを、5つの章に分けて書いてあります。

  1. 不安を眺める技術
  2. 不安を消す技術
  3. 不安を心配に変える技術
  4. 行動を続ける技術
  5. 不安とつきあう技術

 

ここでは、2章の「不安を消す技術」と、5章の「不安とつきあう技術」について紹介してみたいと思います。

 

不安を消す技術

抱えてしまった大きな不安、消せるなら消してしまいたいと思っている人もたくさんいるのではないでしょうか。

本書の中で嶋津氏は、「不安は考えすぎると増えてしまう」と書いています。

不安に向き合い、不安の正体は何だろう、どうすれば解決できるだろうかと考えます。
これはとても大切なことですが、一方で考えている時間が長過ぎると、かえってよくない結果になることがあります。

 

どうなるかわからない未来のことや、起こるかどうかわからないことに対して、
延々と考え続けても答えは出ません。
むしろ、考えれば考えるほど、不安は大きくなっていくばかりなのです。

では、不安を大きくすることなく、小さくしていくにはどうしたらいいのでしょうか。

 

まずひとつは、「行動すること」です。

不安は、適切に対処することで解消します。
私はそのことを、「不安を心配に変える」と読んでいます。
不安は行動につながりませんが、心配は行動につながります。
そして行動することで不安は消えていきます。

 

お金で悩んでいるなら、節約したり貯金を始めたりしてみる。
対人関係で悩んでいるなら、少し距離を置いたりしてみる。

そんな小さなことでいいから、少しずつ行動してみると、不安も少しずつ減っていくのです。

 

 

不安とつきあう技術

ひとつの不安が消えたとしても、また新たな不安が出てきます。
生きていれば、山あり谷あり。新たな不安の原因は、そこらじゅうに転がっています。

嶋津氏は、そんな小さな不安を「ホコリ」に例え、3つに分類しています。

①手を打てば解決するホコリ
②少し時間をかけて考えるホコリ
③自分ではどうすることもできないホコリ

そして、このように分類されたホコリに対して、以下のような対処方法を述べています。

「手を打てば解決するホコリ」は、なるべく早く行動を起こします。この手のもやもやはちょっとした行動で消えることが多いのです。
「少し時間をかけて考えるホコリ」はすぐには行動を起こさず、期限を区切って考えます。このホコリとつきあうのは苦しいことかもしれませんが、この苦しさを内側にためることが人としての成長につながります。
「自分ではどうすることもできないホコリ」は、考えてもしかたがないので、その後はあまり考えないようにします。たまに思い出すことはありますが、「しかたないよね」と思って意識の奥底に沈めておきます。

 

すぐに行動できるなら行動に移してしまえば、不安はそれ以上大きくなりません。
今は行動が難しいことなら、後で考えるために、少しの間しまっておく。
自分ではどうすることもできないなら、考えること自体をやめてしまう。

このような不安の分類と対処方法を決めておくと、不安を抱えにくくなるのです。

 

 

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不安は、誰にでもいつでもあるもの。
うまく対処して、心を軽くして生きられるようになれば、うつ病などの心の病気にもなりにくくなります。

今抱えている不安を放っておかないで、できることから少しずつ始めてみましょう。

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  1. […] 今日、ココロミルにもアップしたけれど、生きていれば不安はあって当たり前。 人によって、その感じ方や重要性が違うだけで、誰でも何かしら抱えているもの。 […]

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