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環境を変えても良くならないなら、自分を変える努力をしてみよう

環境を変えても良くならないなら、自分を変える努力をしてみよう

ストレスを軽減したり、心の病を乗り越えたりするためには、環境を変えることが有効であることが多くあります。

けれど、何度となく環境を変えても、なかなかうまくいかないことも。
そんなときに目を向けて欲しいのが、「自分を変える」という選択です。

環境を変えるという選択、自分を変えるという選択

環境を変えるということ

強いストレスを抱えていたり、心の病気を抱えたりする理由のひとつに、環境が挙げられます。
家庭や職場での人間関係や、過重労働。引越しなども環境の変化として強いストレスの原因になることも。

そのような環境に長期間さらされることで、心身に支障をきたしてしまう人は多くいます。
なかなか離れる決断ができず、症状が長期化してしまうことも少なくありません。

そんな煩わしい人間関係から離れたり、過剰な負担から逃れたりすることで環境を変えることは、
大きなストレスから解放されるためのひとつの選択です。

 

自分を変えるということ

一方で、環境だけではなく、自分自身にストレスの原因があることもあります。
それは、考え方や物事の受け取り方(認知といいます)に、少し癖がある場合に起こるのです。

ひとつの物事に対して、過剰にマイナスな想いを抱いてしまったり、自分を必要以上に責めてしまったり。
本当はそこまで思う必要のない場面でも、ネガティブな考えに偏りがちだと、精神的にストレスを貯めやすくなってしまいます。

そういう場合には、自分の認知の癖を少し修正することができると、心を軽くすることができるのです。

性格が悪いとか、考え方が悪いとか、そういうことではありません。考える方向や物の見方が、ほんの少し偏っているだけ。
その偏りをフラットにしてあげること。それが、自分を変えるということなのです。

 

自分を変えたら、今よりずっと生きやすくなる

自分を変える(認知を変える)ということをしたら、どのように変わるのでしょうか。

自分の認識の偏りが少なくなると、今まで落ち込んでいた出来事に動じなくなります。
多少気にしたとしても、自分の中で切り替えて前へ進むことができるようになるのです。

私自身、うつ病を発症する前や闘病中は、小さな出来事ひとつひとつに落ち込んだり、悩んだりしていました。
きっと、他の人なら気にしなくて済むような出来事も、私にとっては一大事。
明日はもう生きていけない…とまで考えるほどでした。

何度、やり直そうと思って職場や住む場所を変えたりしても、症状はなかなか良くならず。
なにか変わるきっかけがほしいと思って、自分の認知の偏りを少なくするよう心がけました。

そうすると、少しずつですが、自分のまわりが優しく見えるようになったのです。
自分を変えることで、自分を取り巻く世界も変わって見えました。

優しく変化した私の世界は、以前よりもずっとずっと生きやすいものでした。

 

 

少しずつ、自分に目を向けてみよう

では、どうしたら自分を変えることができるのでしょうか。

上に書いたような認知の偏りを少なくするための精神療法として、認知行動療法が挙げられます。
しかし、通院している病院で行っているとは限りません。

そこで試してみてほしいのが、自分で行える簡単な認知行動療法です。

ノートや紙を用意して、自分に起きた出来事に対して以下の項目で振り返りを行います。

  • どんな出来事だったか
  • それに対して、どんな感情を持ったか
  • 実際にどんな行動をとったのか
  • ほかに考え方や対処方法はなかったのか

このように、あとから起こったことに対して客観的に振り返りを行なっていくことで、
自分の認知の偏りを少なくしていこうというものです。

1回行っただけでは効果が得られないので、繰り返し繰り返し、行っていきます。
何度か行うことで、自分の認知の偏りが見えてきますし、どのように修正したらいいのかもわかるようになってきます。

最初は、わざわざ過ぎたことを思い出しながら振り返りを行うのは、精神的に辛く感じることもあるかもしれません。
けれど、このような振り返りを行うことは、自分に目を向ける良い機会となります。

少しずつ、自分という存在に目を向けること。
それが、自分を変えるための第一歩なのです。

 

 

自分を変えるための努力、というと、少しハードルが高く見えるかもしれません。
けれど、自分を見つめ直すその過程は、自分を大事にする時間そのもの。

ほんの少しずつ、できるときだけでもいいから、自分と向き合ってみてほしいです。
その一歩が、あなたを優しい世界へ導いてくれるから。

 

 

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