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日本初!従業員の退職確率・うつ病発症率予測サービス開始ー働く人の心の病を防げるか?

10月1日、日本で初めての、従業員の退職確率・うつ病発症率予測サービスがリリースされます。より早くリスクを察知することで、その従業員を優先的にケアすることを目的としたこのサービス、働く人々の心の病を防ぐことができるのでしょうか。

サービス開発の経緯

日本初である授業院の退職確率・うつ病発症予測サービスをリリースするのは、データ分析で人事・労務の問題を解決するHRソリューションカンパニー、株式会社SUSQUE(サスケ)。クラウド型人事・労務分析ツール「サブロク」(http://r36.jp/)に付随するデータ分析サービスとしてのリリースとなります。

もともと、岡村代表取締役が前職のゲームアプリ開発会社・コロプラでゲームユーザの離脱傾向分析をしていて、その分析手法を企業の従業員の退職確率に応用できると考えたところから、このサービスは生まれたそうです。

精神疾患は年々増えていますが、なかでも特にストレスが多いとされるIT企業は、うつ病などの発症が多いようです。今年12月からストレスチェックが義務化されるという背景もあり、精神疾患の発症を防ぐことは企業の課題であるとも言えます。

 

うつ病発症予防は大きなコストカット

うつ病など精神疾患を発症した人は、最終的に退職することも少なくありません。しかし、退職に伴う企業のコストは莫大です。退職に伴うコストは、年収が500万円の中途社員1人当たり250万円を越えますから、1人の退職を防ぐだけでも大きなコストカットです。

また、退職まで行かずとも、従業員の精神疾患の発症だけでも企業には大きな負担がかかります。従業員の精神疾患を予防することは、従業員にとっての不幸を防ぐだけでなく、企業にとっても大きなメリットがあるのです。

 

サービスの概要

このサービスでは、クラウド型人事・労務分析ツール「サブロク」で収集したデータおよび企業で保有している従業員情報をセキュアなクラウドサーバー上で加工し、従業員の退職確率・精神疾患発症率を予測し、レポートという形で提供されます。

 

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予測の方法としては、機械学習という高度なデータサイエンス手法を用いているそうです。集計等、単純な手法とは異なり、1人ひとりの従業員の行動や属性情報から数カ月先の退職する確率や精神疾患を発症する確率を算出しており、試験導入した企業での予測精度は平均80%台~90%台とのこと。高い確率での予測が期待できます。

費用は以下の通りです。

参考価格(500名規模の企業の場合)
クラウド型人事・労務分析ツール「サブロク」導入 月額20~30万円程度
退職確率・精神疾患発症率予測 初期費用80~100万円程度
「サブロク」導入先着5社に限り退職確率・精神疾患(うつ病)発症率予測サービスの初期費用無料
その他、人事・労務データ分析コンサル 80万円~

 

こういったツールをうまく用いることができれば、うつ病などの精神疾患を予防することは可能かもしれません。

しかし、ツールの導入だけでは不十分です。企業全体で発症を予防しようという姿勢をとり、ハイリスクの人に対するバックアップの体制をいかに作っていくかというところに課題がありそうです。

 

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