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うつ病は乗り越えられる病気である

うつ病は乗り越えられる病気である

私は、今は精神科看護師として働いていますが、以前はうつ病でした。そして私の夫もうつ病になり、現在も通院治療中です(回復傾向ではありますが)。

そんな経験から思うことは、「うつ病は乗り越えられる病気」だということ。人によって経過は様々ですが、一生治らない病気ではないと思います。

 

うつ病は一生乗り越えられないと思っていた

私が、うつ病の治療をしなくなってもう2年以上は経ちます。そこに至るまで、最初に発病してから、途中で回復と再発を経て、トータルで約7年くらいの時間がかかりました。何度も「もう治らないんだ…」って思ったし、働けないから思い切って生活保護を受給したほうがいいのかな…と悩んでいたこともありました。うつ病は一生、私につきまとうものだと思っていました。

でも、違ったんですよね。自分なりにうつ病と向き合った結果、ちゃんと乗り越えることができました。

 

私がうつ病を乗り越えられた理由

うつ病を乗り越えるまでに、私が心がけたり取り組んだりしたことが大きく3つあります。

 

いい自分も悪い自分も受け入れる

うつ病を患ってしまって、何もできない自分というものを、どうしても否定しがちになってしまいます。けれど、そんな自分もそのままでいいんだと、受け入れることにしたんです。

この考えを自分の中で浸透させるには、時間がかかりました。一緒に住んでいた夫に不安になるたび諭してもらったり、自分で自分に言い聞かせたりしながら、自分の頭と心に浸透せせていきました。あとからうつ病になった夫にも、同様に接するよう心がけていました。

この感覚が自分の中に入ってくると、ずいぶんと生きやすくなります。

 

規則正しい生活をする

うつ病で治療している間、眠れないこともあって、生活が不規則になったりするんですよね。でも、できるだけそうならないように、朝は1回起きて朝日を浴びるとか、食事はできるだけちゃんと摂るとか、可能な範囲で規則正しい生活になるように心がけていました。

生活がちゃんとしているかどうかが、社会に戻るときにも大きな影響を与える気がします。

 

思い切って諦めてしまう

回復を目指しているのに諦めるって、矛盾している感じがしますよね。でも、程よく諦めてしまうと、「治さなきゃ」ってプレッシャーがなくなって、肩の力が抜けるんですよね。

無理に治そうと焦らないで、「今の状態でよりよく生きるには」ということにフォーカスを当てる。そうすると、少しずつ現実的になって、できてることも見えてくるので、次のステップに行きやすくなるんです。結果、うつ病の回復に近づく。

遠回りなように見えて、実は近道な方法なのかもしれません。

 

うつ病を乗り越える方法は人それぞれ

上に書いたことは、あくまで私が心がけていたことです。うつ病の原因や症状は人により様々なので、回復に至る方法も様々です。

 

運動がよく効いた、という人。

薬を飲んで楽になった、という人。

食事を変えたのが一番良かった、という人。

カウンセリングがすごく良かった、という人。

環境を変えたのが回復のきっかけになった、という人。

 

その人によって、本当に色々な回復方法があります。自分にあった方法を見つけてうつ病を乗り越えた人は、私以外にもたくさんいます。自分の症状や原因と向き合い、医師をはじめとした専門家の力を借りながら、少しずつ試してみるといいのではないかな、と思います。

 

 

今、うつ病で苦しんでいる人はたくさんいると思います。けれど、うつ病になったからといって人生諦める必要はありません。乗り越えるチャンスは、いつでも近くにあるのです。

 

 

 

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  1. […] ココロミルの記事にも書きましたが、うつ病は乗り越えることが可能な病気です。ちゃんと向き合えば、それまでの自分よりも生きやすくなることもあります。 […]

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