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【体験者インタビュー】頑張らなくてもいいんだよーうつ病を経験したSさんの場合

【体験者インタビュー】頑張らなくてもいいんだよーうつ病を経験したSさんの場合

近年、うつ病をはじめとした心の病気が増えており、医療機関にかかる人の数は年に300万人を超えていると言われています。ココロミルでは、そのような心の病気と向き合う人たちの声を、定期的に届けていこうと考えています。

ココロミル最初のインタビューとなる今回は、Sさん(20代女性)にお話を聞かせていただきました。

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仕事が原因でまさかのうつ病に

もともと、学生の頃に生徒会役員を務めるなど、真面目な性格だったというSさん。不調を感じるようになったのは、職場で昇進してからのことだったそうです。

「2013年の11月くらいから、だんだん調子が悪くなっていきました。早く寝ればいいのに、寝ないで仕事したりすることも多くなって…。

食べることが大好きだったのに、全く食欲がなくなってしまって、3食コーヒーだったこともあります。あとは、仕事が気になって仕方がなかったです。友人と会っていても、仕事のことを考えてしまって…。これはまずいと思って、受診を決意しました」

病院に行かなくてはーーーそう思ったけれど、精神科を受診するハードルは高かったそう。

ネットで、口コミとかかなり調べました。職場から隠れて、こっそりと受診したかったので、ネットで予約できる病院を見つけてやっと受診しました。行ってみたら、想像していたよりも親身になってくれる先生で、ほっとしました。行く前は先生が怖かったらどうしようと思ってたので、いい先生で良かったです」

 

 

治療と休養で回復、そして退職へ

病院を受診したSさんは、すぐに休職して療養期間に入ります。

「治療を始めてから、1週間くらいで眠れるようになりました。誰かに話せてほっとしたというのもあったと思います。家族は心配していたけど理解してくれたし、付き合っていた彼も普通に接してくれたのでよかったです」

休養と治療で症状は回復しましたが、最終的には当時の仕事を退職することを選択。

「やっぱり仕事が一番の原因だったので。その原因がなくなると、安心しました。仕事をやめたら食欲も戻りました。休んでいても、どこかで仕事のことを気にしていたので」

その後は順調に回復し、数か月で薬による治療は終了、再就職もできたとのこと。環境を変えたことが、Sさんをいい方向へ向かわせてくれたようです。

 

うつ病になってわかったこと

うつ病になってしまうほど追い詰められた中で、気づいたこともあるというSさん。

「以前は、自分にも他人にもすごく厳しかったです。なんでミスするんだろうとか思ったり。仕事に対して責任感も強くって。でも今は、頑張りすぎないことって大事なんだなって思います。人にも優しくなりました」

 

そんなふうに振り返るSさん、うつ病が再発しないように気をつけていることがあるそう。

「仕事は無理をしないこと。今はやりたいことをやろうと思っています。ほどよく、まわりの人に甘えて、ひとりで考え込まないようにしていきたいです」

 

 

インタビューを終えて

当時の自分に声をかけるとしたら?と尋ねると、「頑張らなくてもいい、逃げてもなんとかなると伝えたいです」と答えたSさん。きっと、Sさんと同じように頑張りすぎている人はたくさんいると思います。

頑張ることもときには必要だけれど、心やからだを壊すほどに頑張る必要はありません。ときには人に頼りながら、自分を大事にしていけると良いのではないでしょうか。

 

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